アンドロイドアプリのアイコン制作には Android Studio の 画像アセット（Image Asset）という機能を利用しますが、この機能の作者？ Roman Nurik さんが提供しているアイコン制作ツール「Android Asset Studio」が、Android Studio を起動することなくWebベースで便利なので使ってみました。

ツールについて

利用方法

以下のリンクを開くと Android Asset Studio の各アイコン素材を作成するメニューが開きます。

「Launcher icon generator」を開くことで、 Android Studio の「画像アセット」と同じことが出来ます。

Android Asset Studio

利用できる機能

Launcher icon generator

画像アセットの構成での「Launcher Icons (Adaptive and Legacy)」と同じ様にアンドロイドのランチャー画面向けアイコンを一括作成できます。

Launcher icon generator

Image Asset Studio を使用してアプリアイコンを作成する  -  Android デベロッパー

通常はプレイストア向けの大きな画像（play_store）をベースに xxxhdpi / xxhdpi / xhdpi / hdpi / mdpi の縮小サイズのアイコン画像を作成する感じとなります。

Google提供のマテリアルアイコン（Apatch Licence 2.0）やテキストも利用することが出来ます。

App shortcut icon generator

Android 7.1以降で利用するランチャー用のショートカットアイコンを作成できます。

App shortcut icon generator

Shape Shifter

ベクターアイコンデータを利用してアニメーションアイコンを作成できます。

Shape Shifter

Notification icon generator

画像アセットの構成での「Notification Icons」と同じ様にステータスバーなどに表示されるアプリの通知アイコンを作成できます。

Notification icon generator

Simple nine-patch generator

可変ウィンドウ背景などのUIウィジェットに使用される上下左右中間など 9つのタイル状アセット画像を生成します。

Simple nine-patch generator

サイズ変更が可能なビットマップ（9-patch ファイル）の作成  -  Android デベロッパー

Generic icon generator

アプリ内で表示配置する、アイコンやボタンなどの素材として利用できる正方形のアイコンを作成できます。

Generic icon generator

Action bar/tab icon generator

画像アセットの構成での「Action Bar and Tab Icons」と同じ様にアプリ内で利用できるアクションバーやタブのアイコンを作成できます。

Action bar/tab icon generator

Webベースの上位版

また、「Launcher icon generator」の上位版として端末イメージで実装の確認もできる「IconKitchen」も使うことが出来ます。ライトモード／ダークモードの確認もできます。

IconKitchen - APP ICON GENERATOR