カラーフラックス:製品版リリースしました
オープンテストをしていたスマホ向けAndroidゲーム「カラーフラックス」の製品版をリリースしました。実際には先週からリリースしていたのですが、リリース後に色々と問題点や色データの調査と情報収集があったので時間がかかっていました。
ストアに動画を掲載
製品版のリリースのために撮影したキャプチャ動画(英語版)を、Googleプレイストアに掲載しています。
キャプチャ撮影について色々と調べましたが、なかなか良いものがなくて結局 Windows10の標準機能(Windows+Alt+Rキー)で撮影しています。音声はありません。
紹介動画って作ったこと無いのですが、こんな感じで良いのでしょうか。。
以下のGoogle Playサイトでも確認することが出来ます。
リリース履歴
現在までにオープンテストで4リリース、製品版で3リリースしています。
1.0.0 オープンテストの初版リリース
1.1.0 英語版への対応、新規色の追加、練習色の変更
1.1.5 色パレットUIの修正、プレイ画面UIの追加、保存データの追加
1.1.6 インストールの対応
1.1.7 製品版リリース
1.1.8 画面レイアウトの修正、不明な色データの修正、対応OSの追加(Android 4.1以降)
1.1.10 インストールの対応
オープンテスト版との違い
オープンテスト版との違いですが、ゲームの本体はオープンテストの時点でほとんど完成していましたので、微調整のみ行っています。
収録カラーの変更
オープンテスト時にステージに使われている色ブロックのカラーは、テスト用のため結構いい加減なセレクトをしており同じ色のデータなどの重複もありました。
製品版ではそれらを見直しています(この作業でかなりの時間を使っています。。)
収録されているカラーは以下のカテゴリとなっています。自分的には日本の色名を増やしたい所ですが、偏りすぎてしまうのでやめています。
・RGBカラーパレット
・HTMLカラーパレット基本色
・CSSカラーパレット
・JIS慣用色
・RALカラーパレット
RGBカラーパレット
RGBカラーパレットは、ゲームの基本的な混色方法を体験(トレーニング)するために採用しました。主に最初の10ステージで使用しています。
RGBカラーは、CGAカラーと3レベルRGBカラーから重複しないようにセレクトしています。CGAカラーにはゲームの都合上、実際にはCGA仕様にはない色があります。
RGBカラーの多くはレトロPCと呼ばれるパーソナルコンピューター黎明期(1970年代)にモノクロからカラーになった時に作られたものが多いので、24ビットカラーに変換されたカラーコードを採用しています。
他にも MSXカラーや Apple IIカラー、ファミコンカラー、EGAカラーなどもありましたが、マニアックすぎることや、そもそも色名が存在しないなどで採用していません。
HTML/CSSカラーパレット
HTML/CSSカラーパレットは、HTMLの基本色とそれを除いたCSSカラーをセレクトしています。これらと関連のあるSVGカラーやX11カラーパレットも検討しましたが、差異が少ないこともあったので採用していません。これらのカラーは規格に基づいたカラーコードが存在します。
JIS慣用色
JIS慣用色は、JIS(日本産業規格)の Z8102:2001「物体色の色名」から全色をセレクトしてます。金色、銀色は表現ができないので近い色データ(茶黄色、灰色)を使っています。
JIS慣用色については、JISがコンピューター用のRGB値を提供していないということ、規格にある代表的な色記号(マンセル値)は色の精度が低いこと、規格書にある色表も印刷品質や退色もあり正しくないので、JIS基準となる色コードが存在しません。
そのため、ネット上にはJIS規格書や他メーカーの出している文献の色表をスキャナーで読み取った色ドットデータを利用したものや、規格書の色記号を独自にデータ化したもの、類似する色名の寄せ集めや、出所不明なものなど、さまざまなJIS慣用色と謳っている色コードが多数存在します(Wikipediaに掲載の色コードでも参考程度にと記載されている)
酷いものでは重複色コードが30色以上などもあります。今回は極端に偏っていない色データを使っていますが(重複あり)、機会があれば色情報を整理したいです。
RALカラーパレット
RALカラーパレットはRAL(ドイツの品質保証規格)のクラシックカラーよりセレクトしています。基本的には公式サイトに記載されている色コードを採用しています。
画面レイアウトの変更
オープンテストを含めてですが、気になっていた箇所を変更しています。
プレイ画面に戻るボタンを追加
プレイ画面にのみ無かった戻る(←)ボタンを追加しました。これでゲームプレイの強制終了が出来ます(今までは終了ために浪費したり早送りで自爆する必要があった)中断ではないので再プレイは1からとなります。
画面下端にスペース追加
画面下端ギリギリまで利用していた色パレットボタン、SELLボタンが、利用端末によっては使いにくかったので下端にスペースを設けて自機位置より下の配置すべてを上げました。(下過ぎて操作しづらい対策)
これでナビゲーションバー(△戻る・○ホーム・□タスク)の隠れるタイプのスマホでも下端に少し余裕があると思います。
前にも書きましたが、操作ボタンが小さくて押しづらいなどのクレームでも来たら色ボタン数減らす(12色→10色)などのUI対策をしようと思います。
オプション機能の追加
プレイしていてあったほうが良いものを追加しました。
タッチ位置の表示ON/OFF
制作しているアプリやゲームのUIには、タッチ位置にサークル(丸ドット)を表示しています。これを表示しないように出来ます。スクリーンショットや動画を撮影するのに気になったためON/OFF出来るようにしました。
マップIDを毎回変化させる
ステージに登場する色ブロックは毎回固定パターンとなっていますが、ゲーム開始時にマップIDを「+100」「+10」「+1」「ROLL DICE」ボタンをタップして変更することで別なパターンでも遊ぶことが出来ます。
この機能はゲーム開始画面で「ROLL DICE」ボタンを1回タップする機能です。
作成日:2022/02/23
更新日
コメント
0 件のコメント :
コメントを投稿